ご由緒・ご祭神 | 小石川大神宮

  当小石川大神宮は、天照皇大神を永久に奉斎するために、伊勢神宮より皇大御神の別大麻たる特別御神璽（おほみしるし）を奉戴している神社であります。

  特別御神璽は昭和四十一年三月、伊勢神宮祟敬者総代（昭和二十七年以来）であり、稀代の敬神家であった故佐佐木勝造翁の熱烈な起請により、神宮ご当局が特別の詮議をもって神宮大宮司（坊城　俊良氏）の決済を経、同月七日午前三時内宮神楽殿において厳粛な授与の儀を斎行して翁に授けられたものであります。

  御分霊は、日展会員彫刻家（加藤潮光氏）の手で前年六月完成した皇大神の御身像に、同月二十八日厳かな儀式をもって入魂した後神楽殿に安置されていたもので、特別御神璽授与の儀以降、大御神と並び扱われています。

  別大麻の授与は特例に属するもので、海外公民団などから「天照大神を奉斎して永久に敬神の誠を捧げんがために神受の申請があったとき、詮議の上大宮司の決裁により授与される」定めとされ、かつて官幣大社樺太神社等(注)がこの手続きをもって創立されています。当小石川大神宮はまさにこの手続きによって創建された神社で、伊勢神宮の分神たる社格と由緒をもち、神宮側からは「遙宮（とうのみや）」と呼びなされています。

(注)朝鮮・台湾・南洋・上海・満州など。

天照皇大神（あまてらすすめおおかみ）
小石川大神宮は別大麻に表徴される天照皇大神をお祀りしております。

１．御神像、すなわち入魂の御分霊
２．御矛壱、御鏡壱、御勾玉壱、御楯壱、御太刀壱、御弓壱、御矢壱

小石川大神宮年表

昭和41年	2月	1日	予てより敬神祟祖の念篤く神宮総代の要職にあった佐佐木勝造の主唱により小石川二丁目の聖地に社殿の建立なる。
	2月	8日	神宮大宮司に対し、特別御神璽（別大麻）拝戴申請書提出。
	2月	10日	東京都知事に対し、宗教法人「小石川大神宮」規則認証申請書提出。
	2月	15日	曩（さき）に申請せる、宗教法人「小石川大神宮」規則を宗教法人法第十四条の規定により東京都知事より認証さる。
	同	日	元神宮少宮司秋岡保治名誉宮司に就任。
	2月	24日	曩に申請せる特別御神璽（別大麻）拝戴の件、神宮大宮司より許可さる。
	3月	7日	午前三時、内宮神楽殿に於て、創立者佐佐木勝造侍立のもと、神宮祢宣矢野永治、権祢宣大崎千畝司祭のもと遷御御安泰祈願祭を厳修、一路小石川の聖地に向かひ道中恙無く遷御。午後六時「御」御安着、仮奉安所に入御。午後八時御鎮座祭斎行。
	3月	24日	御鎮座奉祝祭斎行。
	12月	7日	名誉宮司秋岡保治辞任。
	12月	8日	遠北英雄宮司に就任。
昭和42年	2月	28日	神社本庁に対し、非包括関係設定及規則変更承認申請書提出。
	4月	26日	神社本庁より、非包括関係設定及規則変更の件承認さる。
	同	日	遠北英雄神社本庁より小石川大神宮宮司に任ぜらる。
昭和47年	10月	12日	神宮大宮司　徳川宗敬氏正式参拝。
昭和48年	8月	31日	創立者佐佐木勝造逝去。
	9月	1日	佐佐木清創立者後継となる。
昭和51年	3月	7日	創立十周年奉祝、例祭斎行。
昭和56年	3月	7日	創立十五周年奉祝、例祭斎行。
昭和61年	3月	7日	創立二十周年奉祝、例祭斎行。
平成3年	3月	7日	創立二十五周年奉祝、例祭斎行。
平成7年	9月	20日	本殿遷座祭斎行
平成8年	3月	7日	創立三十周年奉祝、例祭斎行。
平成13年	3月	7日	創立三十五周年奉祝、例祭斎行。
平成18年	3月	7日	創立四十周年奉祝、例祭斎行。
平成28年	3月	7日	創立五十周年奉祝、例祭斎行。
平成30年	8月	25日	仮殿遷座祭斎行。

天照皇大神 （あまてらすすめおおかみ） 小石川大神宮は別大麻に表徴される天照皇大神をお祀りしております。

１．御神像、すなわち入魂の御分霊 ２．御矛壱、御鏡壱、御勾玉壱、御楯壱、御太刀壱、御弓壱、御矢壱

天照皇大神（あまてらすすめおおかみ）
小石川大神宮は別大麻に表徴される天照皇大神をお祀りしております。

１．御神像、すなわち入魂の御分霊
２．御矛壱、御鏡壱、御勾玉壱、御楯壱、御太刀壱、御弓壱、御矢壱